【淫】
「・・っ、ぃ・・ァ・・・・・ぁ・・っ」
零れ響く艶声に、静かに耳を傾けながら。
何度も繰り返し腰を打ち付けて、その最奥に欲の白濁を吐き果てる。
―――ッ、く・・
「・・ぃ・・っ、や・・ぁあっ・・」
苦渋な悲鳴に、引き攣る肢体。
けれどその肢体が最上の快楽を得ることはなく。
キツく根元を締め上げられた男根は、僅かな蜜を先端から滴らせながら、ビクリと僅かに跳ね上がるだけ。
「厭?こーんなに・・、イヤらしいことになってんのに?」
震える先端を指の腹で撫で回しながら、ゆっくりとナカでふやけた己を引き抜く。
「―――ッツ、ぁ・・ああっ・・、ぁ・・やっ・・」
達せないもどかしさに、身も心も狂えばいい。
そうして。
そんな狂った行為まで全て、快楽だと思えるまでに、精神も躯も堕ちてしまえばいい。
狂おしい不快感にぼろぼろと零れ落ちる涙を舌先で掬い取りながら、はじけんばかりの陸遜のソレと引き抜いたばかりの己の陰部を添わせ合わせて、掌に握り込む。
「こんなになってんのに、まだ強情張んの?イきたいんだろ?」
囁きながら、煽るように根元から棹の部分まで擦りあげて、滲む粘液を潤滑剤に更に激しく上下に扱く。
眼下に広がるは、鬱血の花弁と欲にまみれた己の精液を四肢に散らした、紅の武者の淫らな肢体。
根元を締め上げた紐の結び目に指を滑らせ、僅かに引いてピタリと止める。
「言えよ、イかせて下さい・・って」
手淫&拘束プレイ。
自分と同じ目に遭えばいい・・って感じの趙雲。
我が家の趙雲は孔明様にあれやこれやと調教され済みです、はい。